Haru_Bauble’s diary

成人男性のチラ裏。

君はあのワニを覚えているか

※文中でも言いますが、不特定多数の人間を貶す意図はありません。ほんとだよ。

 

先日、ふと頭に浮かんだことをツイートした。

 

「100日後に死ぬワニのツイートに「感動した!」的なリプライをしてるアカウントを見に行き、約一年経った今その感動を胸にどんな生き方をしているのかを探る遊び」

 

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これはたまたま「今日はワニ君が2日目に買った布団が届く日です」というツイートを見て、引用されていた元ツイートのリプライを見て浮かんだものである。

(人気の布団を買ったら商品の到着が一年後だった、という内容)

 

「生きる事について考えさせられる…」

「明日自分も死ぬかもしれない…」

「深い…」

原文まんまではないが、上記のニュアンスのリプライが沢山ついている。

どれも2019年のものだ。

 

なんとなく私は彼等が今どんな感情を抱いて生きているのか知りたくなって、彼等のツイートを覗いてみた。

 

「○○(知らないソシャゲキャラ)えっちだ…w」

「死にたい(10連ガチャのリザルトスクショ)」

「うんち!w」

 

上記は紛れもなく"ありふれたオタクのありふれたツイート"だ。

面白い要素など一つもない。

 

しかし、彼等が「死ぬタイミングの決まったワニが布団を通販して、死ぬ日よりも後に届く」4コマに考えさせられて、その一年後にこの感情を抱いている考えると何故だか口角が上がってしまう自分がいた。

 

私は別にあの作品が嫌いではない。好きでもないが。

心動かされることは無かったが、残り1日の時に「あと1日で死ぬんか!」と思ったりもした。

(当時からリプライで変な盛り上がり方をしていた人間は冷ややかな目で見ていたが。)

 

また、上記の彼等に関して特に何も思うことはない。

私の知らない人間が私の知らない事を呟いている。

インターネットとはそういうものだ。

 

しかし、一年前のリプライと現在を比較すると何故だか面白い。

言葉で上手く表現できないが、これはきっと私の中の邪悪な感情が心から笑っていて、それが顔に出たのだろう。

 

彼等を貶す意図があってアカウントを覗いたのではない。

それでも笑ったのは無意識で彼等を貶したことに違いない。

 

何かしらの作品で感動したとしても、一年も経てば感動が色褪せたり、頭の中から消えるなんていくらでもあるだろう。

あのワニに限った話ではない。

 

ましてやインターネットが活性化し、作品という作品が常に消費される現代ではそれが普通かもしれない。

お話というコンテンツの発信が終わった作品なら尚更だ。

 

寧ろ、一過性とはいえ間違いなく盛り上がったコンテンツとそれに熱狂した人間を貶す私こそ笑いものだろう。

合唱で真面目に歌わない方がカッコいいと勘違いしていた中学生のような存在だ。

 

それでも、それでもなお私の中の邪悪な感情が、この邪悪な遊びで楽しんでいる。

人間とはこういうものだろう。

 

 

落とし所がわからなくなってしまったが、日記なのでまぁ良しとしよう。

 

ちなみにこの日記をこのテーマで書こうと思ったのは、仕事の休憩中にトイレで大便をしていたときである。

 

うんち!w